やがてアンティークになっていく
しまうものと月日を重ねる入れもの

小さいころどんぐりやビー玉を、食べおわったクッキーの缶に入れてました。自分だけの小さな宝箱として。
月日を重ねてさすがに入れるものは変わりましたが、大切な手紙や想い出の写真にポストカードは、角缶に入れていまでも同じようなことをしています。

この角缶は、大人が持てる宝箱。
とてもシンプルでクールな顔つきですが、あたたかい気持ちにしてくれるケースです。

経年変化が楽しみな育つ真鍮・銅の素材でつくられています。

一枚の金属の板を折り込みかたちをつくる角缶。
一般的な金属の接着加工・はんだ付けを行わないので、つなぎ目と本体が別々に変化していくことがありません。
これによって、空気中の湿気・愛用による手の油などで、全体がゆっくりと経年変化をし、艶のある独特の表情に育っていきます。

缶の角は叩いて仕上げることでわずかに丸みがあり、手に馴染みます。
熱が伝わりやすく、季節によって微妙に硬さの異なる金属板。それを正確に同じ形に加工できるのは、微妙な調整ができる手仕事ならでは。
職人の経験が、暮らしに合わせやすいシンプルなかたちを可能にしています。

たくさんの想い出をしまいこめる大きなもの・小さなものなど、暮らし方や用途にあわせて選べます。

ギフトボックスにしても素敵な角缶。想い出を大切にしまえます。